Contents
本多静六に学ぶ誰でもできる富豪の成り方
本多静六という日本の林学博士をご存知でしょうか。
彼は東大教授にして株式投資で財を成した大富豪でもあります。
確かに東大教授ではありますが、裏を返せば普通のサラリーマンです。
そんな本多静六の蓄財方法がシンプルで誰でもできるので是非とも実践してほしいです。
彼が財を成した方法は本当にシンプルです。
1、給与の1/4を貯金
2、株が暴落したときに貯金を使って株を買い漁る
以上。こんなシンプルな蓄財方法は見たことがないぐらい洗練されています。
給与の25%を貯金する方法
本多静六の蓄財方はシンプルですが実行し継続するのが中々難しいのも事実です。
なぜなら、お金の管理は感情が伴いますし、個々のお財布事情によっても状況が異なるからです。そのためには、無意識に継続できる仕組みが必要です。
ステップ①給与の25%はなかったものとする
まず給与の25%はなかったものとしましょう。つまり75%の内で生活を設計します。
そのためにはやはり家計の見直しは必要です。
蓄財できる人は家計の見直しを必ず行っています。この機会に必要な支出、不要な支出を見直すべきです。
さらにボーナスや臨時収入も全額蓄財することで加速度的に種銭を増やせます。
ステップ②給与の25%は強制積立
給与の25%はなかったものとするので、給与日に強制的に引き落とされるように設定すると、お金をおろしたくてもおろせなくなります。
ネット銀行では、手数料無料で自動的に他銀行から振替が行えたりできるサービスがあります。
積み立て口座は簡単に引き出しにくい銀行にしたり、究極としてキャッシュカードを一時的に破棄するのも手です。
また貯金ではなく投信の積立を行うのもアリです。SBI証券や楽天証券では引き落とし日を自分で設定できるため、給与日に設定すれば自動で引き落とされます。
暴落時の株の買い方
株は年に数回は大きく下落する時があります。
意識したいのは、暴落原因に関係なく売られてしまう株です。
例えば、貿易摩擦の懸念で株式市場が大きく下げたとしても、内需関連株は直接的な影響はないのに売り込まれてしまいます。こんな時は狙い目です。
つまり、本業の業績に与える影響がないのに、不安心理という実態のない売りは絶好の会チャンスです。
また長期目線で考えると大暴落も絶好のチャンスです。
リーマンショックの際は株式が大暴落しました。その当時2,008年の日経平均最安値は6,994円。
2,015年には日経平均株価が20,952円を付けるので約7年で3倍です。
あくまで日経平均株価なので個別株の選び方によってはさらにリターンは良くなります。
リーマンショックの頃、私が買ってたGMOの株価は200円、2018年に3,000円を一時突破しました。10年保有していれば資産が15倍になった計算です。
大きく値を下げている中、買い進むにはかなりの勇気が入ります。
また株価が戻すのは明日かもしれないし、1年後かもしれないし、10年後かもしれません。いつかわからない上昇相場のために保有し続ける忍耐力も必要です。
しかしデイトレに挑戦するよりも、他の蓄財方よりも仕組み自体はシンプルで大して手間もかかりません。
これこそ究極的な資産形成方法なのかもしれません。