株以外にもある!投資商品
投資の代表的な商品はご存知の通り「株式」だと思います。
会社が発行する株式を市場を通じて売買します。短期的には需給で株価は動きますが、長期的にはその会社の価値に合わせた株価が形成されていくと言われ、継続的に成長していく会社はそれに伴い株価も上がっていくというものです。
私も投資といえば90%以上が株の売買のため、テーマが株関係に偏りがちなので株以外の投資商品を紹介しておきます。
不動産投資信託(REIT)
REITは不動産投資信託のことで、投資信託は株のパッケージ商品、REITは不動産のパッケージ商品と考えてもらえばわかりやすいかと思います。
主にオフィスビルや商業施設などが投資対象で少ない資金から始められるのがREITです。
特徴として、賃料収入を分配金原資とするのが特徴で利回りが高めに設定されています。
(JAPAN-REIT.COMより)
上場投資信託のため市況に応じて商品価格は日々変動します。
不況時は大きく資金が逃避しがちな側面もあるので、中身をしっかり確認するべきです。
新興国通貨
新興国通貨は金利が高めです。代表格はメキシコ・ペソやブラジル・レアルです。
その反面、新興国通貨は手数料が高かったり動きが激しかったりするのでリスクは高めです。

取引するのであれば、銀行の外貨預金だと金利が低めで手数料が高いのでFX経由がおすすめです。リスクが高いのでレバレッジ取引は避けた方が無難です。
テーマ性投信
投信の中でも商品系の投信もあります。
例えば米国エネルギーMLPオープンはシェールガスのパイプライン利用料で運用する投信。
利回りは6%と高めですが、原油価格下落時は大きく下げたこともあるので注意が必要です。
同様に太陽光発電の投信もあります。
太陽光発電はREITの近い運用形態ですがわりとマイナーなせいか利回りは高めです。
発電した電力の買い取り価格は20年間固定されているので、10年以上先の売電収入が読めることもあり安定性ある商品とみることもできます。
テーマ性ETF
またETF(上場投資信託)の中でもテーマ性のある商品がたくさんあります。
例えばタイ株式SET50指数連動型上場投信(1559)
タイの証券取引所のメインボードに上場する時価総額が大きく流動性の高い銘柄上位50銘柄がSET50ですが、その指数と連動する投資成果を目指すものです。
配当も2%弱ありETFのため信託報酬も0.55%と新興国というカテゴリでは低いです。
ただ気を付けて頂きたいのがETFの流動性です。
一部のETFを除き東証のETFの流動性は低く1日を通して売買が低調です。
つまり買いたいときに中々約定しなかったり、売りたい時に売れない場合があります。
ETF買うときは流動性に気を付けて売買するようにしましょう。
購入・取引時の注意
世界一の投資家である
ウォーレン・バフェットの投資の心得として「理解できないものを買わない」とあります。私も感じるものがあり、株以外はほとんど手を出しません。為替は少々。
よって中身も理解せずに利回りだけに引かれて投資しないようにしてください。